シャンゼリゼのヴィトンの裏手にひっそり佇むホテル・ヴェルネに天才シェフが復活した。
シェフの名は、エリック・ブリファール。 デュカス様がプラザ・アテネに就任になるためにクビにされたそのブリファーは、3年のブランクののちに レ・ゼリゼに抜擢された。 ボクがブリファーに興味を持ったのは、なんかの雑誌に載ってた料理の写真を見た瞬間からだ。 この人、きっとスゴイ!あーでも失業中かいな。。。とガマンすること数年、やっと御対面が叶った。 そうそう、旅行の3日前くらいに信頼出来る関西の超グルメな方とメールしてて、レ・ゼリゼは素晴らしい ですよと聞いていた。なんと、崇拝する和食の神様もパリでは必ず行くという情報も!! こりゃあすげーぞ、きっと!!とスキップしながらイルミネーションでラブラブなシャンゼリゼを北上。 この日はバルセロナから移動したので夜の食事となりました。 先客は日本人のヤンエグ(死語?)系カップルのみ。そのあと、ビジネス系が2客といかにも常連なオジサマが ピンできはりましたが、空席が目立つ・・・何故? たしかにシャンゼリゼ周辺は三ツ星密集地帯だからかな。 それにしても、暗いなあ。蝋燭つけてくれたけど、これじゃあ撮影には向かない。間接照明だけなのでカン ファベスみたいにライティング調整してもらうわけにいかない。なので今回の写真は補正かけましたがどうしよう もありませんでした。。。 アペにキールロワイヤル(ちょっと甘め、カシス多すぎ?しかし22ユーロってどーよ!)を飲みつつ、メニュ ー診断。魚系が得意だよな(勝手な想像)と魚で構成しようとしたが、肉の項に気になる一品。フェザン、ペルド ローグリ、カナールのパイ包み(お二人様からどーぞ)。T君を口説いて、メインはこれに決定。 アントレは、T君にオマール取られたので魚の項よりルージェに決定。 さて、ここからアミューズのスペクタクルが始まり始まり。 ・イカのフリット。 ![]() 大きなガラスのコップにてんこ盛りがテーブルの真ん中に置かれる。するめ系のイカの旨みが凝縮された ビールのアテ珍味系の旨さ。 ・シャンピニオンのムース、鮟鱇 ![]() 上のブロシェットはたぶん鮟鱇かな。食感的に。ムースはええダシ出てます。旨い! ・プーレのフラン、トリュフと生姜 ![]() しょうがはちょっといらんような気がするけど、フランが激ウマ。 これもええダシ出てます。 ・ラングスティーヌのフリット、バジルソース。 ![]() これもエビの甘み全開でうみゃー。そして衣が軽い。 とこのまま、小皿でじゃんじゃん持ってきて欲しいくらいでした。ラトリエ・ド・ブリファーとか店出したら 流行るんじゃない? ・ルージェと野菜の天ぷら盛り合わせ。Le Rouget Barbet sous le gril fenouil sec, sance diable beignets de legumes ![]() でっかー、こんなルジェ見たことないっす!でもねー、日本人は魚にうるさいのよ。 なんかこう大味なんだな。身質も引き締まりに欠ける。 あまりにもデカイもんだから、途中ソースが足りなくなったので追加してもらいました。 天ぷら(野菜のフリット)もまあ美味いことは美味いが、感動はしない。うーむ、選択ミスか。ソールに すれば良かったか。ま、小皿で楽しめたしヨシとしよう! T君のオマールブリュも、まあまあだったらしい。見た目ちょっとやはり火が入りすぎなように見えた。 やはり日本人にはエビは半生が良いでしょう。ツメはええ塩梅でうまかったそうです。 箸休めにカニのスフレ ![]() これも激旨! ブリファーさん、ときどき食堂を遠慮がちに覗いてました。挨拶しにくるわけでもなく、なんとなく写真から予想してた 通りのシャイな方でした。 ・ジビエでドン!Pithivieres de poule faisane,Perdreau gris et Canard sauvage ![]() 来た来た、D130×H60mmのデカパイ!!Fカップくらい(笑) 一人1/4にデクパってくれて盛りつけてくれる。 ![]() これもまたまたジビエ≠熟成で、適度な身の大きさでシャキッとしてます。モツ系も入ってるので程よいジビエ香。 品の良い女性がつける香水くらいの濃度で香っている。こりゃあ、旨い!!! 正直、パイ包み系は好みじゃなかったんですが、コレに関しては文句のつけようがない。パイの焼きもさっくりで、 よくある生焼けパイとは違う。 ![]() 当然、残りの半分もおかわりしました。 料理が旨いとワインがワインが進むクン。なかなかセンスのよろしいリストで、サヴォワの赤69年220ユーロ也 という際物にグラッと来ましたが、大人しく?ロワールの項の値段控え目モンルイ92かシノン(白)90で 迷ってるとソムリエの「モンルイはノワゼットの香りで素晴らしい状態です」に従いモンルイにする。 熟成ゾーンに入ってるけど、さすがにシュナンブランだけあって、若い若い。けど好みです。 ジビエのときはたまらず、グラスで赤をもらう。ルーピアックだっけか適度に酸味が効いていてジビエとも 良く合ってました。 と調子よく飲んだもんだから酔っぱらってしまって、気付いたらフロマージュに突入してました(笑) ここでも、ソムリエの言うがままにガイヤックのヴァンジョーヌなんか、ほー珍しいとか言いながらグビグビ 飲んでしまった。T君止めてよ(笑) ![]() たぶん、あとはホテル帰って寝るだけーと言うのもある。カンファベスの ときは帰りはナビという大役があったんでハジけるわけにはいかんかった。 さすがにデザートはパスして突き出しデザートだけにする。 ![]() 記憶に無いが、Tクンによると「旨い、旨い」と言って全部平らげたらしい・・・ サービスも良かったです。メートルドテルな人がめっちゃ揉み手スリスリ、にっこり笑顔で「素晴らしい~」連発 な方でした。でもああいう人が一人居ると不慣れな一見客には安心ですね。あとで領収書見たら、ガヤックがついてませんでした。これでキールロワイヤルとチャラやね。 帰り際、酔ったら何でも言える。「明日の朝食用にパンを持って帰りたいんですけどー」とお願いしたら、 どっさり今日の残り全部みたいな量を持たせてくれました。これも翌日会った知り合いにお土産にしました。 帰り道も酔っぱらいパワー炸裂して、手ぶれ全開のシャンゼリゼ撮影は良いとして、ヴァージン行ってCD買うわ モノプリ行って飲み物買うわ、元気はつらつでした。 おかげで翌日はプッチ二日酔いでした。。。
by lambroisie68
| 2004-12-16 18:27
| 2004バルセロナ・パリ
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